ベックマン転位とベックマン断片化の遷移状態に関する実験的研究

書誌事項

タイトル別名
  • Experimental study on the transition state of Beckmann rearrangement and beckmann fragmentation

説明

ケトキシムを酸で処理するとベックマン転位が起こるが、転位原子団がカチオンとして安定な場合は断片化を起こす。3-フェニル-2-プロパノンオキシム誘導体を用いた当研究室の理論計算によると、転位と断片化両方の反応において共通の遷移状態を経ることが示唆されている。この結果を実験から証明することを目的とし、3-置換フェニル-2-プロパノンオキシム2-ナフタレンスルホナートと3-置換フェニル-2-ブタノンオキシム2-ナフタレンスルホナートを合成し、転位と断片化生成物の生成比と反応速度を調べた。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205555077504
  • NII論文ID
    130004646453
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.57.0.30.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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