カゴ型カリックス[4]アレーンホストの極性溶媒中における包接挙動

書誌事項

タイトル別名
  • Binding behavior of calix[4]arene host in polar solvent

説明

カリックス[4]アレーンをアミド結合で二つ連結させたカゴ型ホストは芳香環が形成する大きな疎水性空孔を持っており、非極性溶媒中で、van der Waals相互作用、電荷移動相互作用を駆動力にゲストを空孔内に包接することを報告した。今回、我々は極性溶媒中におけるカリックス[4]アレーンホストの包接挙動について検討を行ったので報告する。テトラシアノベンゼン(TCNB)はクロロホルム中でこのホスト分子に包接され、その際の会合定数は840(M-1)であった。同様の実験をメタノール中で行うと、会合定数は1200(M-1)と大きくなった。現在種々の溶媒中での包接挙動を検討中である。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205555414144
  • NII論文ID
    130005011147
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.17.0.340.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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