イミダゾピラジノン生物・化学発光系の反応機構:生物発光の化学励起過程

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タイトル別名
  • Imidazopyrazinone bio- and chemiluminescence mechanism: the chemiexcitation process in bioluminescence

抄録

ウミホタルとオワンクラゲを代表とするイミダゾピラジノン生物発光系は、量子収率20%以上の高効率発光を示す。我々は、この高効率発光のための要因を解明するため、発光基質誘導体の化学発光をモデル反応に用いて検討した。特に、量子収率に及ぼす置換基効果を系統的に調べると共に、理論計算も加えて検討した。これらの結果を基に、化学励起に関わるジオキセタノン中間体の熱分解過程を電荷移動性の遷移状態を経た機構に照らし合わせて解析することで、生物発光の高効率化要因の1つを明らかにするに至った。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205555820160
  • NII論文ID
    130004645464
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.2008.0.335.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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