インドール・ベンゾフラン誘導体の構造と分光学的性質におけるヘテロ原子置換の効果

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of Periodic Replacement of Heteroatom on the Structure and Spectroscopic Properties of Indole and Benzofuran Derivatives

説明

インドール・ベンゾフラン誘導体のN原子やO原子を重原子に置換した一連の化合物の電子状態について研究を行った。16族のヘテロ環化合物の電子吸収スペクトルにおける最低励起エネルギーは、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、ベンゾセレノフェン、ベンゾテルロフェンの順に原子半径に比例してレッドシフトしたが、インドール、ホスフィンドール、アルシンドール、スティビンドール、ビスムインドールの1-フェニル誘導体ではこのようなスペクトルシフトは観測されなかった。円二色性、磁気円二色性分光法と時間依存密度汎関数法を用いて観測された電子吸収スペクトルの帰属を行った。分子軌道を解析し、電子構造におけるヘテロ原子置換の効果を明らかにした。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205555836288
  • NII論文ID
    130004645441
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.2008.0.314.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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