A study on safety wears for companion animal dog
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- MUTA Midori
- Tokyo Tanaka College
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- MISAWA SAWAKO
- Tokyo Tanaka College
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- SHIMIZU Hisako
- Tokyo Tanaka College
Bibliographic Information
- Other Title
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- 安全性に配慮した犬の服の製作
Description
目的 ペットブームの昨今、犬も伴侶動物として家の中で家族と共に過ごす飼われ方が増えている。犬と家族が生活空間と行動を共有することで、犬の服にも人間と同様に安全性が求められる。市場では多くのペット服売り場が登場し多数の服が売られているが、ファッション性の高い服の方が、安全性の高い服よりも圧倒的に多数である。人間が犬の服の機能性や安全性を把握し愛犬を保護する必要がある。ここでは、犬の防炎服などの製作をとおして、伴侶動物である犬の服の安全性を検討した。<BR>方法 火気、夜間の暗闇、雨からの保護など安全に配慮した犬の服を作るため、次の3種類の素材を用いた。防炎加工ブロードクロス(日本防炎協会提供)、再帰性反射素材(旭化成 ミラール)、透湿性防水布(東レ エントラント)である。また、犬の活動を考慮し、締め付けがなく、着せやすいなどに配慮したパターンをCADで作成し、ファッション性の高い衣服に仕上げた。<BR>結果 製作した服や、実験用モデル服を用いて安全性の実証を行った結果、防炎性の生地では、わずかな溶融痕や炭化痕で炎が鎮静する高い自己消火性の布であった。再帰性反射素材はライトの照明によって発光し愛犬の暗闇での居場所の確認が容易に出来た。また、雨の濡れから身体を守ることに関する実験でも効果が認められた。
Journal
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- Abstracts of Annual Congress of The Japan Society of Home Economics
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Abstracts of Annual Congress of The Japan Society of Home Economics 58 (0), 101-101, 2006
The Japan Society of Home Economics
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205559277184
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- NII Article ID
- 130006957562
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- Data Source
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- JaLC
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed