Analysis of make-up and color using original image scale.
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- Okasaka Mana
- Osaka Shoin Women's University
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- Mutoh Yuko
- Osaka Shoin Women's University
Bibliographic Information
- Other Title
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- オリジナルイメージスケールを使用した色とメイクの分析
Description
目的 言葉からイメージする色は人によって様々であるが、近年、イメージの定量化による分析が可能となってきている。本研究は、イメージの定量化による「イメージスケール」がファッション&ヘアメイクに与える効果を検証することを目的とした。方法 日本カラーデザイン研究所の「イメージスケール」を参考にした。イメージから連想する言葉として「言語イメージスケール」に出てくる言葉から2語選び、“Soft-sweet”“Refreshing-active”など計12の造語を作った。また、12の造語ごとにイメージする色の衣装とヘアメイク施した作品を制作し、撮影を行った。その後、「配色イメージスケール」を参考に、出来上がった12作品をスケールに配置して「オリジナルイメージスケール」を作成し、言語からイメージする色とメイクとの関係性について考察を行った。結果 12作品を配置した「オリジナルイメージスケール」において、スケール軸の中心部では低明度・低彩度の濁った色が集まる傾向があり、中心部から離れる程、高明度・高彩度のはっきりした色が集まる傾向があった。また、メイクを中心とした考察では、縦軸より左はイエローベース、右はブルーベースになる傾向がみられた。更に、縦横軸の4つのエリアで分類したところ、左上を「春」、右上を「夏」、左下を「秋」、右下を「冬」というように、言語からイメージした色を使ったメイクが色彩、彩度、明度に影響を受けると同時に、パーソナルカラーとも関連することが示唆された。
Journal
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- Abstracts of Annual Congress of The Japan Society of Home Economics
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Abstracts of Annual Congress of The Japan Society of Home Economics 66 (0), 259-, 2014
The Japan Society of Home Economics
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205561033856
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- NII Article ID
- 130005470419
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- Data Source
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- JaLC
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed