2033 円弧推動殻の性状に関する実験(構造)

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タイトル別名
  • 2033) Experimental Study of Translational Shells(Structure)
  • 円弧推動殻の性状に関する実験
  • エンコスイドウカク ノ セイジョウ ニ カンスル ジッケン

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抄録

円弧推動殻の性状に関して、特定の形状のものについての実験結果は2,3報告されているが、その一般的性状について考察したものはまだ見られないようである。円筒殻の場合と同様に、推動殻の場合にも主として平面形の差異によつて、その応力特性もかなり影響をうけることが予想される。本報告は円弧推動殻の弾性範囲における力学的な一般性状を求める目的をもつて、アクリライト製及び鋼製模型を用いて実験的にその応力分布状況を求め、理論解と比較検討した結果を纒めたものである。アタリライト模型実験の結果としてその平面形の差異による応力発生状況には可成りはつきりとした傾向が見られ、また網目状に部材を組んだ鉄骨殻の実験結果は殻面内の応力分布状況を更に明快に示し、理論解の精度を充分に裏付けるものであつた。

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