静岡県相良油田および周辺地域に産出する原油・ガスの特徴
書誌事項
- タイトル別名
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- Characteristics of crude oils and gases produced in the Sagara oil field and the surrounding area
説明
静岡県牧之原市にあった相良油田は本邦太平洋岸唯一の油田である。1872年に発見され、1955年に採油停止となっている。産出油はガソリンや灯油分を多く含む軽質油で、イオウ分をほとんど含まない世界的にも極めて良質の原油である。焼津市には1935年ごろから開発され現在も稼行している水溶性の焼津ガス田がある。水溶性ガスは通常、微生物起源であるが、本ガス田は熱分解起源である。これらの油・ガスは、本地域の深部に分布する古第三系根源岩から生成し、浅部へ長距離移動してきていると推定される。
収録刊行物
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- 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
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石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2015f (0), 3-, 2015
公益社団法人 石油学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205586674816
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- NII論文ID
- 130005484586
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可