コバルト触媒を用いたシクロブテン環形成を伴う三成分カップリング反応

書誌事項

タイトル別名
  • Cobalt-catalyzed three component coupling reaction providing cyclobutene structure

説明

遷移金属触媒を用いた多成分カップリング反応は、複雑な骨格を有する化合物を一段階で構築することのできる魅力的な反応形式である。本研究において我々は、α位に適切な脱離基を有するアクリル酸エステルとアルキン、そして種々の求電子剤との三成分カップリング反応が進行し、シクロブテン環を持つ化合物が得られることを見出した。反応においては、触媒としてコバルト錯体が、そして還元剤として亜鉛粉末が有効であることが分かった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205586928000
  • NII論文ID
    130005295741
  • DOI
    10.11523/sekiyu.2016f.0_161
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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