Ru-Ni/Mg(Al)O触媒によるプロパンの酸化的改質
書誌事項
- タイトル別名
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- Oxidative reforming of CH<sub>4</sub> over Ru-Ni/Mg(Al)O catalysts
抄録
Mg(Ni)-Alハイドロタルサイトから調製したMg(Ni,Al)O粉末を硝酸Ru水溶液中に浸漬し、焼成、還元して調製したRu-Ni/Mg(Al)O触媒を用いてプロパンの酸化的改質反応を行った。この触媒は高い活性を示すと同時に、酸化的雰囲気でもNiの酸化による劣化を示さず、また耐コーキング性にも優れた特性を示した。この高い活性と耐久性とは、酸化的雰囲気においてもNiが酸化されにくく、金属状態を保つことによるものであり、これにはRu上でのプロパンからの水素生成とそのスピル・オーバーが重要な役割を有することが分かった。さらに、触媒上でのコーキングは、プロパンのクラッキングにより生成するエチレンなどの不飽和炭化水素により顕著になるが、これはNiが酸化されることにより促進される。このRu-Ni二元金属触媒はNiが還元状態に保たれることにより、クラッキングを起こすことも殆んど無く、高い耐コーキング性を示すことが分かった。
収録刊行物
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- 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
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石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2007 (0), 53-53, 2007
公益社団法人 石油学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205586960384
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- NII論文ID
- 130005018160
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可