新規マトリックス成分として第一リン酸アルミニウムを配合したFCC触媒の開発

DOI
  • 坂 祐司
    コスモ石油(株)技術研究ユニット 中央研究所 石油化学プロセスG
  • 千代田 範人
    コスモ石油(株)技術研究ユニット 中央研究所 石油化学プロセスG
  • 渡辺 克哉
    コスモ石油(株)技術研究ユニット 中央研究所 石油化学プロセスG

書誌事項

タイトル別名
  • Development of FCC catalyst wity mono aluminum phosphate as new matrix component

抄録

近年、燃料油需要構造の変化及び環境負荷低減を目的に、流動接触分解(FCC)装置では、高オクタン価なガソリン留分を生産し、かつ、重質留分の得率を低減することが求められている。従来の触媒技術では上記ニーズに同時に満たすことは難しいため、新規触媒原料(マトリックス成分)として第一リン酸アルミニウム(Al-P)を見出した。本報告では、Al-P添加による効果及び要因の検証に加え、Al-Pを配合した触媒を開発し、弊社製油所で実運用した結果について報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205586997888
  • NII論文ID
    130005484504
  • DOI
    10.11523/sekiyu.2015.0_47
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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