側鎖に配位子を有するポリノルボルネンを担体としたハーフメタロセン触媒とエチレン重合反応における活性点密度の効果

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タイトル別名
  • Effect of active-site density on ethylene polymerization by a series of side-chain functionalised polynorbornene supported half-metallocene catalysts

抄録

本研究では、エチレン重合における触媒多機能を実現するために、活性点密度の異なる可溶性ポリノルボルネン(PNB)担持ハーフメタロセン触媒の開発を試みた。この目的を達成するために、Grubbs触媒を用いた開環メタセシス重合により、側鎖に配位子を導入したPNBを合成し、配位子の含有量が異なるPNBを用いてハーフメタロセン触媒(例えばCp * TiCl3)を担持し、触媒合成を行った。PNB担持触媒は、分子触媒と同様の明確な活性点構造の設計とFlory半径により規定される単一ポリマー鎖のランダムコイルのサイズ制御を通して活性点密度の調節が可能なユニークな触媒である。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205588678400
  • NII論文ID
    130006314833
  • DOI
    10.11523/sekiyu.2017f.0_15
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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