建築構造物の剛性低下と実被害との対応に関する基礎的研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Correspondence of the stiffness-degradation to structural damage
説明
建築物は経年劣化や地震・風等の外乱を受けることによって耐震性能が低下し,大地震時に倒壊する危険性がある.1995年の阪神・淡路大震災以降,建築物の品質管理に注目が集まっている.現在,センサを用いて建築構造物の損傷・劣化度合いを検知する損傷同定手法が数多く提案されている.しかし,多くの損傷同定手法では損傷を剛性低下と仮定して導出している為,実際の損傷度合いが把握しにくく,補修・補強が必要か否かの判断ができない.そこで本報告では,建築物の損傷度合いを診断する手法の1つとして, 剛性低下率と実被害・目標性能値との関係から補修・補強の必要性の有無を判断する事を検討した.
収録刊行物
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- 理論応用力学講演会 講演論文集
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理論応用力学講演会 講演論文集 53 (0), 110-110, 2004
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205588961152
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- NII論文ID
- 130005020064
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可