炭化汚泥からのリン酸アルミニウム回収

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タイトル別名
  • Aluminum phosphate recovering from carbonized sewage sludge

抄録

炭化汚泥から低価格でリンを回収する方法の確立をめざし、中和剤として資源的に豊富であり、比較的な安価処理剤として広く用いられている水酸化マグネシウムに着目し、回収試験を行った。炭化汚泥に硫酸を用いて抽出したリンは、炭酸水素ナトリウムなどのナトリウム塩を用いた場合と同様に主にリン酸アルミニウムとして回収され、中和により副生した硫酸マグネシウムは結晶化により回収された。ナトリウム化合物に比べ、安価な薬剤を用いることで回収リンのコスト低減が可能となる。副成した硫酸マグネシウムの利用が図れれば更なるコスト削減が期待される。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205589297536
  • NII論文ID
    130004631242
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.21.0.145.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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