高温予混合火炎の固有不安定性に関する数値解析:未燃ガス密度一定条件下における温度の影響

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タイトル別名
  • Numerical Analysis on the Intrinsic Instability of High-Temperature Premixed Flames: Temperature Effects under the Conditions of Constant-Density Unburned Gases

抄録

燃焼によるエネルギー変換時のエクセルギー損失を抑制する術として,未燃ガスの温度を上昇させてから燃焼する手法が注目されている.そこで,本研究では圧縮性ナヴィエ・ストークス方程式に基づく高温予混合火炎の数値解析を未燃ガス密度一定の条件で遂行し,火炎の固有不安定性に及ぼす未燃ガス温度の影響を調査した.数値解析の結果,未燃ガス温度の上昇と共に,分散関係においては不安定領域が広くなり,特性波数は大きくなる.また,火炎面形状においては形成されるセル状火炎の挙動が安定的になることが分かった.

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  • CRID
    1390001205590046464
  • NII論文ID
    130005019359
  • DOI
    10.11368/nhts.2011.0.49.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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