自動車内装部材に含まれる有機リン系難燃剤の分布特性
書誌事項
- タイトル別名
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- Distribution of Organophosphorus flame retardants in car interior material
説明
自動車の座席等の内装部材は難燃性材料の使用が法律で定められている。このためこれらに用いられるプラスチック、ウレタン、繊維等には難燃剤が添加されている。車内環境において臭素系難燃剤の車内ダストへの移行が報告されており、室内環境や作業環境と同様に人体への暴露が懸念される。有機リン系難燃剤においても同様に車内ダストに含まれることが一部報告されているが、内装部材への使用状況に関する知見は少ない。加えてウレタンフォームを中心にHBCDなどのBFRの代替として使用の増加が見込まれる含ハロゲン縮合リン酸エステル類の使用実態も明らかではない。 以上のことから本研究では、国内の使用済み自動車(ELV)解体工場において、ELVから乗用部分に面する内装部材を採取し、OPFRsの使用実態に関する調査を行った。加えてASRリサイクル原料を素材とする部材中のOPFRsについても検討を行った。
収録刊行物
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- 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
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廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 145-, 2014
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205590225792
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- NII論文ID
- 130005477534
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可