繊維長の異なる炭素繊維複合材料の特性評価
書誌事項
- タイトル別名
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- Characteristic evaluation of CFRP which length of staple is different
説明
現在,軽量および高強度特性を有する炭素繊維複合材料(CFRP : Carbon Fiber Reinforced Plastic)の利用が,軽量化による燃費の向上を目的として航空機や自動車等で増加している。その一方で, 廃CFRPの大半が埋立て処分されており,リサイクル技術の確立が求められている。 当研究室では, 二段階熱処理法で廃CFRPから炭素繊維CFを回収し, 抄造法により再CFRPを検討している。本研究では, この一連のリサイクル工程で短繊維化した繊維が再CFRPに与える影響を検討した。湿式抄造法を用いた炭素繊維不織布を利用したCFRPの特性の評価では, 異なる繊維長による繊維長分布および不織布中の炭素繊維分散度の評価, さらに作製した炭素繊維シートと熱可塑性樹脂(Polypropylene)の積層CFRPの引張強度試験および熱伝導度試験により特性評価を行った。
収録刊行物
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- 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
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廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 28 (0), 177-, 2017
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205590562560
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- NII論文ID
- 130006229981
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可