過熱蒸気によるアスベスト含有建材無害化物の無害性評価

書誌事項

タイトル別名
  • Detoxifing technology of the building materials containing asbestos with over heated steam

説明

筆者らは、基礎実験からパイロット規模装置(実用機の1/6規模)での実証実験までの一連の実験において、アスベスト含有建材中のアスベストの非石綿化、同時に非石綿化建材が、セメント原料へリサイクルできることを確認した。これらの結果を踏まえ、本技術がアスベスト含有建材の無害化・再資源化ビジネスとして、実用化するための検討も進めている。なお、2008年6月のJIS改訂に伴い分析対象となったトレモライト、アンソフィライトおよびアクチノライトの3種についても、本技術によって、非石綿化できることを確認している。本技術によってアスベスト含有建材中のアスベストが非石綿化できることは確認されている。しかし、本技術によって非石綿化されたアスベスト含有建材(以下、非石綿化建材という)の生体影響については、知見がない状況である。そこで今回、非石綿化建材の安全性についての知見を得るため、動物試験を中心とした無害性評価試験を行った。本稿では、その結果を報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205591175296
  • NII論文ID
    130004631076
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.20.0.254.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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