エクアドル共和国における地域環境と治安との関係に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A study on relations between environment and the public security in the Republic of Ecuador

説明

本研究は、多くの発展途上国で後回しにされがちな身近な美化を含む廃棄物処理事業に取り組む事により、その本来の成果だけでなく波及的に治安改善効果もある事を示す。それにより、廃棄物処理事業へのモチベーションを高める事に意義がある。  筆者は青年海外協力隊員としてラテンアメリカの2国で廃棄物処理プロジェクトに携わった。これらの国々では政治的・経済的な理由で地域の治安が悪化すると、環境問題への取り組みは疎かになる。そこで『割れた窓ガラス理論)』を応用して地域の美化に取り組むことにより治安を改善したいくつかの例を知った。そこで本研究は、この理論を応用し、路上投げ棄てごみ(ポイ棄て)量の多い地域の治安は悪く(犯罪発生率が高い)、投げ棄てごみ量の少ない地域の治安は良い(犯罪発生率が低い)、という仮説を、エクアドル共和国にて調査した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205591200512
  • NII論文ID
    130004631741
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.22.0.49.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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