摂動的アプローチによる多重頂上分岐点の不整感度解析

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タイトル別名
  • Imperfection Sensitivity Analysis of Hill-top Branching Points by Using Perturbation Approach

抄録

構造物の安定問題において,極限点上に分岐点が存在するような臨界点を頂上分岐点といい,分岐点のみが重複する場合とは異なる特性を示すことが知られている。一方,非線形座屈荷重に関する制約の下で最適化を行なうと,頂上分岐を有する最適解が得られ場合がある。ところが,分岐点が重複する場合には,不整にともなって最大荷重は大きく低減されるため,重複分岐点を有する最適解を得ることの危険性が指摘されている。本研究では,極限点に複数の分岐点が存在するような構造物の不整感度特性を摂動法によって分析し,最大荷重が不整パラメータの区分的線形関数であることを示す。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205592142336
  • NII論文ID
    130005020245
  • DOI
    10.11345/japannctam.53.0.96.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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