高濃度分散系のレオロジーデータに及ぼすセル表面粗さの影響

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タイトル別名
  • Influence of cell surface roughness on the rheological behavior of concentrated emulsion and suspension.

抄録

昨年の講演会にて硬めの乳化クリームサンプルの流動特性において、0.1から1s-1付近のずり速度領域にステップ的なずり応力変化が観察されることを報告した。その後、観測されるずり速度域は異なるが、フッ素雲母分散物においてもステップ的なずり応力変化を観測した。フッ素雲母分散系で見られたこのステップ的なずり応力変化も、サンドブラスト処理等で表面粗さを大きくしたセルを使用すると激減した。ステップ的なずり応力変化が観測されるのは、ずり歪みの印加によりセル/サンプル界面部に何らかの構造体が形成されるためと考えている。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205592463872
  • NII論文ID
    130004604139
  • DOI
    10.11345/japannctam.57.0.70.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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