ロサンゼルス大都市圏における華人社会の変容
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- 山下 清海
- 筑波大学大学院生命環境科学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Change of Chinese Community in the Los Angeles Metropolitan Area
- Increasing New Immigrants and Formation of New Chinatowns
- 新移民の増加とニューチャイナタウンの形成
抄録
今日、世界の華人社会は、ダイナミックに膨張と拡散を続けている。中国では、1970年代末以降の改革開放政策の進展に伴い、新たに海外へ移住する者、すなわち「新移民」が急増した。香港では、1997年の香港の中国返還を前に、海外移住ブームとなり、多数の香港人が移住した。台湾でもアメリカを中心に海外移住の流れが続いている。 東南アジアでは、1970年代半ばからベトナム戦争やインドシナの社会主義化で、ボートピープルなどの難民(華人が多く含まれる)が流出した。いったん東南アジアや南アメリカなどへ移住した華人が、さらに北アメリカやヨーロッパなど他の地域へ移住して行く現象を、中国では「再移民」と呼んでいる。 従来の伝統的な華人社会は、「新移民」や「再移民」の増加によって、大きな変容を迫られている。 本研究は、このような最近におけるアメリカ華人社会の変容を、ロサンゼルス大都市圏を対象に考察するものである。考察に際しては、ダウンタウンのオールドチャイナタウンと、新しく郊外に形成されたニューチャイナタウン(モントレーパーク、ローランドハイツ)を比較しながら進めていく。なお、現地調査は、2003年8月と2004年7月に実施した。
収録刊行物
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- 人文地理学会大会 研究発表要旨
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人文地理学会大会 研究発表要旨 2004 (0), 42-42, 2004
人文地理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205592469760
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- NII論文ID
- 130005020856
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可