連続体の位相最適化問題に関する平滑化解法

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タイトル別名
  • A smoothing method for topology optimization problems of continua

抄録

これまで連続体の位相最適化問題の解法では,均質化法あるいは密度法により密 度と剛性が関連付けられた下で最適な密度分布を求める方法が使われてきた.そ の際,密度を有限要素ごとに離散化する方法ではチェッカーボード現象やメッ シュ依存性などの数値的な不安定が現れることが知られてきた.一方,要素境界 で密度が連続となるような方法を採用すると数値不安定現象が抑えられることも 示されてきた.本研究では,さらに著者の一人が先に提案した平滑化勾配法の考 え方を取り入れた方法を提案する.その方法によれば数学的な意味においても滑 らかさの向上について議論できることを示す.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205592727296
  • NII論文ID
    130004603640
  • DOI
    10.11345/japannctam.56.0.143.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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