平成の大合併によって誕生した政令都市浜松市の行政の現状と住民の合併評価
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- 西原 純
- 静岡大学情報学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Administration of a designated city, Hamamatsu, newly established by the Heisei's pro-merger action of municipalities and its evaluation by the local people
説明
行政分野 今次の平成の大合併によって誕生した超広域自治体で、政令指定都市制度を採用した自治体について、浜松市を事例として合併後の行政の実情を明らかにすることを目的とした。 浜松市は、2005年に周辺11市町村を編入合併し、2007年に政令指定都市となったが、合併後の行政の実情・評価を、旧12市町村連合自治会長らへのインタビュー調査、旧浜松市・旧天竜市・旧水窪町の住民へのアンケート調査によって把握した。 自治会長へのインタビュー調査・住民アンケートによって、編入市町村ほど合併に不満が強く、窓口サービスの低下が顕著であった。さらに、新市や区についての帰属意識もまだ醸成されておらず、一つの自治体として機能するためにはかなりの時間が必要である。
収録刊行物
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- 人文地理学会大会 研究発表要旨
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人文地理学会大会 研究発表要旨 2009 (0), 42-42, 2009
人文地理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205592947072
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- NII論文ID
- 130004596690
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可