等価非定常空気力係数を用いた長大橋梁の連成フラッター安定化策
書誌事項
- タイトル別名
-
- Coupled flutter stabilization of long-span bridges using equivalent aerodynamic derivatives
抄録
発散型空力振動現象のフラッターは,その発生が直接構造物の破壊を意味するため,長大橋梁の補剛桁において,フラッター安定性を確保するのは長大橋梁設計の際の最重要課題となる.この課題に関する従来の研究は,補剛桁に着目したもの,及び,ケーブルシステムに着目したものの両者に大別される. 過去の研究において,多くのフラッター安定化策が検討されてきた補剛桁の構造的制御,もしくは空力的制御のみによって,またケーブルシステムのみによってこれらの問題を同時に解決し,高いフラッター安定性を実現するには限界がある.本研究では,超長大吊橋及び斜張橋を対象に,補剛桁の空力的•構造動的,両者の性質を併せ持つ等価非定常空気力係数に着目して,連成フラッターの特性並びに安定化メカニズムを検討する.
収録刊行物
-
- 風工学シンポジウム論文集
-
風工学シンポジウム論文集 19 (0), 447-452, 2006
一般社団法人 日本風工学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205592959872
-
- NII論文ID
- 130004644360
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可