エポキシ樹脂注形工程おける硬化反応を考慮した粘弾性解析法

DOI
  • 串崎 義幸
    金沢大学 大学院 自然科学研究科 物質科学専攻 先端機能物質講座
  • 五十嵐 充
    金沢大学 大学院 自然科学研究科 物質科学専攻 先端機能物質講座
  • 多田 薫
    金沢大学 大学院 自然科学研究科 物質科学専攻 先端機能物質講座
  • 横山 敦士
    京都工芸繊維大学大学院 工芸科学研究科先端ファイブロ科学専攻
  • 山田 敏郎
    金沢大学 大学院 自然科学研究科 物質科学専攻 先端機能物質講座

書誌事項

タイトル別名
  • Thermo-viscoelastic Analysis for Insulators taking into Consideration of Cure Shrinkage of Molding Process

抄録

エポキシ樹脂を封止材として用いると,反応中の収縮やその後の冷却による熱ひずみが原因で,熱残留応力が生ずる問題がある.エポキシ樹脂の封止工程は反応進展と反応発熱,硬化収縮と粘弾性挙動といった現象が互>いに複雑に関連している問題であるため,数値解析でエポキシ硬化反応中の反応率,温度,応力,ひずみといった様々な状態の変化を見積もる必要がある.その一方で,その取扱いは非常に困難である.このような問題を解析するためには,化学反応と熱伝導解析,構造解析が連成した数値解析が必要である.そこで,エポキシ樹脂の封止工程中の液体から固体に変化する際に生ずる硬化ひずみやその後>の冷却中に生ずる熱ひずみを粘弾性特性で表現する手法を検討した.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205592975616
  • NII論文ID
    130005020262
  • DOI
    10.11345/japannctam.55.0.110.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ