非線形有限要素法によるブラジール不安定現象の解析
書誌事項
- タイトル別名
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- Brazier instability analysis by nonlinear finite element method
抄録
管に曲げモーメントを加えると,ブラジール効果と呼ばれる断面のワーピングにより剛性が低下し,屈服座屈による不安定現象が生じる.本研究では,超弾性シェルを用いた非線形有限要素法により,本現象を厳密に解析し,ブラジールによる線形解と比較する.解析の結果,ブラジールによる屈服点より以前に2重座屈点があり,bifurcation point であると共に snap back が生じる turning point である事が明らかになった.後座屈解析も実施し最終的な座屈モードを実験結果と比較し,良好に一致した.
収録刊行物
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- 理論応用力学講演会 講演論文集
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理論応用力学講演会 講演論文集 55 (0), 193-193, 2006
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205593135488
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- NII論文ID
- 130005020353
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可