漏斗雲と飛散物による竜巻の可視化に関する研究

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書誌事項

タイトル別名
  • Study on Visualization of Tornado by Funnel Cloud and Windborne Debris

抄録

近年の携帯電話やスマートフォンの普及によって、竜巻の写真や動画が記録されることが多くなり、それらを使って竜巻の強さや規模を推定できる可能性がある。そこで、本研究ではLESによって生成した竜巻状流れ場を用いて、飽和水蒸気量の分布を考えることで漏斗雲の生成面に対する湿度や最大接線風速、スワール比の影響を検討した。また、竜巻状流れ内の飛散物によって形成されるデブリ雲の見え方に対する立川数やスワール比の影響について検討した。そして、漏斗雲の雲底の高さによって竜巻の最大接線風速が推定され、デブリ雲の大きさによって竜巻の規模を評価できる可能性を示した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205593279232
  • NII論文ID
    130005478169
  • DOI
    10.14887/kazekosymp.23.0_385
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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