表面形状を考慮した斜張橋ケーブルの抗力低減と空力安定化に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- DRAG FORCE REDUCTION AND AERODYNAMIC STABILIZATION OF STAY CABLES BY MODIFYING SURFACE CONFIGURATIONS
抄録
斜張橋ケーブルの耐風設計ならびに維持管理において,ケーブルに作用する風荷重及び空力振動現象が問題視されている.本研究では,ケーブルの表面形状を変化させることで,抗力を十分に低減し,レインバイブレーションを抑制することのできる表面形状を検討する.静的空気力測定実験を行い,12本の突起を螺旋状に巻き付けたスパイラル突起付ケーブルは表面粗度とは異なる効果により,抗力を十分に低減できることが明らかとなった.次に,流れの可視化実験を行うことで,スパイラル突起付ケーブルにおいて,流れの3次元的な効果がカルマン渦を抑制し,抗力を低減している可能性が示唆された.さらに,ケーブル模型を風向に対して下り勾配を有する姿勢に固定し,人工降雨下の屋外実験を行った所,スパイラル突起付ケーブルには上面側水路が観察されず,レインバイブレーションに対する制振効果を有していることが判明した.
収録刊行物
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- 風工学シンポジウム論文集
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風工学シンポジウム論文集 21 (0), 263-268, 2010
一般社団法人 日本風工学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205594054784
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- NII論文ID
- 130005021413
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可