泥炭性軟弱地盤に対する高強度小径パイルの沈下低減効果
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of restraining the settlement by using strong small diameter pile for peaty soft ground
説明
泥炭性軟弱地盤の沈下に対する深層混合工法においては、泥炭では高強度が期待できないという理由から比較的大きめの改良率となることが多い。また、強度発現がしにくいという理由からセメントを多量に投入する必要があり、盛土の沈下対策としては比較的高価な工法となっている。筆者らはこれらの課題を解決するために新しい施工方法によりセメントと砕石を地盤中に供給し、高強度で小径のパイルを造成する工法を考案した。高強度小径パイルを泥炭地盤上の盛土下に低改良率で配置し、遠心模型実験装置を用いて、当工法の沈下低減効果を確認した。その結果、高強度小径パイルは一般の深層混合処理工法に比べ沈下低減効果が高いことが確認できた。
収録刊行物
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- 地盤工学研究発表会 発表講演集
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地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS39 (0), 1023-1024, 2004
公益社団法人 地盤工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205597655808
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- NII論文ID
- 130004621723
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可