景観画像を用いた通行人の存在数推定について

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  • Estimation method of the number of pedestrians from surveillance video footage
  • ケイカン ガゾウ オ モチイタ ツウコウニン ノ ソンザイスウ スイテイ ニ ツイテ

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抄録

ユビキタスネットワーク社会において,ネットワークの構築や通信制御などのために,人を代表とするモビリティの高いノードの存在密度や位置などの情報は非常に有用である.本稿においては,固定カメラより取得した景観画像を用いて,通行人の存在数を推定する方法を提案する. 提案手法は,動画像中の動きのある部分を差分抽出法を用いて抽出し,統計データに基づく変換アルゴリズムを用いて,抽出した部分の面積から通行人の存在数を推定する.提案手法の有効性は目視によって得られた実測数と提案手法によって得られた推定数を比較することで評価し,実測数と推定数の差の絶対値の平均が約0.36 人であり,50%以上の測定において誤差が0.1 人以内という結果が得られた.

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