フーリエ変換光学系を用いた計算機合成ホログラムにおける物体表示領域の拡大

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タイトル別名
  • Enlargement of Object Reconstruction Area in Computer-Generated Hologram using the Fourier Transform Optical System
  • フーリエ ヘンカン コウガクケイ オ モチイタ ケイサンキ ゴウセイ ホログラム ニ オケル ブッタイ ヒョウジ リョウイキ ノ カクダイ

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抄録

計算機合成ホログラムは,光学的なホログラフィにおける記録の過程を計算機上でシミュレーションすることにより作られるホログラムのことである.計算機合成ホログラムにおいて,表示デバイスであるLCD やフィルム等の現状での解像度では計算された干渉縞を十分に表示することができず,それにより視域や視野が制約を受けるという問題点がある.そこで,本研究ではフーリエ変換光学系を用いた計算機合成ホログラムにおいて,奥行き方向へと物体の表示領域の拡大を図り,それにより視野を拡大する方法を提案する.また,実際に光学再生実験を行うことで,本手法により視野の拡大,物体の表示領域の拡大ができることを確かめた.

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