薬液で固結させた砂の長期耐久性について
書誌事項
- タイトル別名
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- Durability of grouted sand with chemical materials
抄録
薬液注入工法とは地盤や岩盤の強度増加・透水性の減少を図るために注入材を注入する工法である.本研究においては,大深度地下開発工事等において起こる地盤の液状化現象を防止するために,地盤を一体化させる必要がある.そのために地盤をなるべく密な状態にし,且つ長期的に劣化の少ない薬液を用いることが必要となる.以上を踏まえた上で本研究においては,大型土槽を用いた三次元注入実験を行ない,薬液を一定量注入し固結形状や注入挙動を調べることにより,確実な浸透注入が行えることを確認する.加えて,一軸圧縮試験,薬液充てん率の計算,シリカ溶脱量の測定によって固結物の長期的な性能評価を行うこととする.
収録刊行物
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- 地盤工学研究発表会 発表講演集
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地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS38 (0), 1019-1020, 2003
公益社団法人 地盤工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205598252032
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- NII論文ID
- 130004620492
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可