治山ダム設計における新しい調査技術(FDEM探査)の適用性について

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タイトル別名
  • About the adaptability of a new investigation technology (FDEM exploration) in the erosion control dam design

抄録

治山ダムや砂防ダムは急傾斜の荒廃渓流に築造されることが多く、ダム設計に必要な情報は簡易的な事前の地質調査にとどまることが支配的である。建設中に地山を掘削した結果から、その都度設計変更が行われており、工事の一時中断やダム寸法線の変更が余儀なくされることも多い。事前の簡易な調査で計画的な施工を可能にするとともに、合理的設計をすることにより経済的な工事へとつなげることが望まれている。今回、試験的に新しい物理探査手法の1つである多周波数型FDEM探査を用いた地盤調査を紹介し、探査結果と後の掘削結果・ボーリングとの整合性評価を行い、FDEM探査の適応性について検討した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205598422784
  • NII論文ID
    130004621504
  • DOI
    10.11512/jiban.jgs38.0.63.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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