神戸市域の液状化危険度評価手法に関する検討について

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タイトル別名
  • Study of the Evaluation of Liquefaction Potential for Kobe City

抄録

神戸の地盤研究会-液状化分科会-では,神戸市域における約5000本のボーリングデータベース=神戸JIBANKUNをもとに,市東部,中央部,西部の3地区において3次元的な表層地盤モデルを作成した。構築された地盤モデルを用いて,等価線形解析SHAKE及び非線形時刻歴解析MDMによる液状化解析を実施し,広範囲地域の液状化危険度評価手法を検討した。その結果,各地区で概ね妥当な液状化危険度分布が得られ,3次元数値地盤モデルに基づく広域地盤の液状化危険度評価の有意性が示された。また,SHAKE及びMDMの解析結果は,いずれも実被害と良く対応していたが,特に,液状化現象の再現においてMDMの優位性が確認できた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205598642432
  • NII論文ID
    130004621293
  • DOI
    10.11512/jiban.jgs38.0.25.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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