地盤材料の構造の劣化と異方化/等方化を考慮した弾塑性構成モデルの開発
書誌事項
- タイトル別名
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- Elasto-plastic Constitutive Model Considering Decay of Structure and Iso/aniso-tropization
抄録
既存のモデルでは,構造・過圧密の変化を表す概念として上・下負荷面モデル,異方性の変化を表す概念として回転硬化則を用いていたが,両者の関係に関しては十分な議論がなされていなかった.本研究では,構造の劣化と異方性の変化には不可分な関係があると考え,関口・太田モデルに上・下負荷面の概念と回転硬化則を導入し,構造・過圧密・異方性の変化を統一的に取扱える構成モデルを開発した.具体的には,回転硬化の発展則を上負荷面の発展則の関数で表すことによって,構造と異方性を結びつけた.開発した構成モデルを用いて,構造を持った土の各種室内力学試験を解析し,これまで表すことができなかった実験事実を説明し,妥当性を示した.
収録刊行物
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- 地盤工学研究発表会 発表講演集
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地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS38 (0), 283-284, 2003
公益社団法人 地盤工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205598669696
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- NII論文ID
- 130004621311
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可