多段階拘束圧下での土の繰返し変形特性試験
書誌事項
- タイトル別名
-
- Tests for deformation characteristics of soil under multi-confining pressures
抄録
現在,繰返し変形特性試験では,一定の拘束圧で実施される.しかし,同一の供試体で段階的に高められた複数の拘束圧下での繰り返し変形特性が求められれば,拘束圧依存性の強い砂質土では有益である.そのような多段階拘束圧載荷での試験を行い,通常の履歴を伴わない試験と比較することにより,多段階拘束圧載荷法の適用性を検討した.試験には中空ねじり試験機を用いて,供試体には豊浦砂と2000年鳥取県西部地震の際に液状化した埋立地の竹内団地で採取した噴砂(非塑性シルト)を用いた.両方の試料ともに,剛性が半減する規準ひずみ以下のひずみ範囲では,多段階拘束圧下でのステージテスト履歴の影響が大きくないことがわかった.
収録刊行物
-
- 地盤工学研究発表会 発表講演集
-
地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS39 (0), 431-432, 2004
公益社団法人 地盤工学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205599647104
-
- NII論文ID
- 130004622584
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可