繰返しせん断を受ける扁平矩形トンネルの弾塑性FEM

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タイトル別名
  • Elasto-plastic FEM analysis of the rectangular tunnel subjected to cyclic shear

抄録

近年のシールドトンネルは非円形化、大断面化あるいは複断面化の傾向にあるが、地震時におけるシールド横断面の安定性に関しては、いまだ未解明な点が多い。しかし、実務設計では応答変位法を用いた設計が一般的である。本研究では、単円トンネル、中柱付き矩形トンネル、並びに上段に矩形トンネルが位置し、下段両脇に単円トンネルが位置する複断面トンネルについて、応答変位法的に地震時挙動を模擬可能な遠心場静的せん断土槽実験を行うことで、トンネル挙動の把握を試みている。その結果、トンネル横断面の45度方向に断面力が卓越することなどが確認されている。本報文では、これら実験を弾塑性FEM解析によりシュミレートすることで、応答変位法の適用性について検証する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205599677952
  • NII論文ID
    130004620948
  • DOI
    10.11512/jiban.jgs38.0.1841.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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