感情表出動作認識のための動画像処理方式の検討

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タイトル別名
  • Dynamic Image Processing for Recognizing Motion of Emotional Expression
  • カンジョウ ヒョウシュツ ドウサ ニンシキ ノ タメノ ドウガゾウ ショリ ホウシキ ノ ケントウ

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抄録

人間とロボットが感情を伴ってコミュニケーションを行うためには,身振り・手振りの果たす役割は大きい.しかし,従来のモーションキャプチャでは,特殊な環境やマーカの装着が必要となり,データの欠落や飛びもしばしば発生する[1].そこで本論文では,比較的安定して追跡可能な顔と両手に着目し,パーティクルフィルタに基づき,これらの軌跡を信頼良く検出することを目標とする.ステレオ視により求められた距離特徴と肌色特徴から顔らしさ・手らしさの尤度算出を行い,パーティクルフィルタに適用する.実際,9 つの代表的な表出動作に対して,顔と両手の軌跡が安定よく検出され,簡単識別実験も行い,提案手法の有効性を確認した.

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