銅フタロシアニン蒸着膜を用いた有機TFT の作製

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タイトル別名
  • Fabrication of Organic Thin Film Transistor with CuPc Evaporated Film

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説明

近年,その登場が期待されている電子ペーパーの表示方式の有力候補である電気泳動ディスプレイ(EPD)の表示制御を可能にする薄膜トランジスタ(TFT)の作製を試みた.フレキシブル性は電子ペーパーが持つ理想の形態であるため,制御素子も同様にフレキシブル性が要求される.そこで本研究では絶縁膜にポリマー材料,半導体層には有機化合物の銅フタロシアニン(CuPc)を用いた.EPD の制御素子として機能する特性の獲得のためにCuPc の膜厚の最適化や絶縁層表面の平滑性の向上を図り,EPD セルの制御を成功させた.また,フレキシブルTFTの試作も行った.

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  • CRID
    1390001205599730944
  • NII論文ID
    130005441928
  • DOI
    10.11371/wiieej.07-04.0_23
  • ISSN
    27589218
    02853957
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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