液状化による地中構造物の浮き上がり解析
書誌事項
- タイトル別名
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- Numerical analysis on uplift of embedded structures by liquefaction
抄録
著者らによって提案されている液状化地盤の流動解析手法は、1990年に発生したフィリピン地震によるダグパン市のビルの被害など、構造物の沈下に着目した被害への適用について検討が行われてきたが、地中構造物の浮き上がりの予測については検討が行われていなかった。そこで、本研究では、振動台模型実験結果に基づき、エネルギー原理に基づいた地盤流動解析法の地中構造物の浮き上がりへの適用性に関する検討を行った。これにより、液状化砂に適当な粘性係数を与え、地中構造物の浮力を適正に考慮することによって、構造物の浮きあがりを良好に再現しうることを確認した。
収録刊行物
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- 地盤工学研究発表会 発表講演集
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地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS38 (0), 1861-1862, 2003
公益社団法人 地盤工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205599744640
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- NII論文ID
- 130004620959
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可