ディスクカッタビットによるモルタル端面の定常掘削特性に関する実験的考察

書誌事項

タイトル別名
  • EXPERIMENTAL CONSIDERATIONS FOR THE STEADY EXCAVATION PERFORMANCE OF A DISC CUTTER BIT IN AN EDGE PART OF MORTAR SPECIMEN
  • ディスクカッタビット ニ ヨル モルタル タンメン ノ テイジョウ クッサク トクセイ ニ カンスル ジッケンテキ コウサツ

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抄録

本研究の目的は, 2自由面をもつモルタル供試体の端面をディスクカッタビットを使用して一定の切削深さで定常掘削する場合の掘削特性, とくに比エネルギーについて実験的に明らかにすることである. ここでは, 種々の切込み幅, 切削深さにおいて3種類の刃先角度を有するカッタビットに作用する接線方向力, 向心方向力および垂直方向力を計測するとともに掘削土量から比エネルギーを算定した. その結果, 単位掘削土量当たりのディスクカッタの回転仕事量で表現される比エネルギーは, 切削深さの増加とともに増加するが刃先角度π/4radにおいて最小値を示し, 切込み幅の増加とともに減少することが判明した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2001 (687), 37-47, 2001-09-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (7)*注記

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参考文献 (8)*注記

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