極低サイクル疲労領域における変動振幅ひずみ下の低サイクル疲労寿命予測モデル

  • 舘石 和雄
    社団法人 土木学会 名古屋大学 エコトピア科学研究機構
  • 判治 剛
    社団法人 土木学会 名古屋大学大学院 工学研究科土木工学専攻
  • 南邦 明
    社団法人 土木学会 株式会社 サクラダ 技術開発室

書誌事項

タイトル別名
  • A PREDICTION MODEL FOR EXTREMELY LOW CYCLE FATIGUE LIFE UNDER VARIABLE STRAIN AMPLITUDE
  • ゴクテイ サイクル ヒロウ リョウイキ ニ オケル ヘンドウ シンプク ヒズミカ ノ テイサイクル ヒロウ ジュミョウ ヨソク モデル

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抄録

変動振幅ひずみ下での鋼材の低サイクル疲労強度については, 従来より, Miner 則を用いることにより比較的精度よく予測できるといわれている. しかし, これは疲労寿命が数百回以上の領域での検討結果に基づいており, 極低サイクル疲労領域における寿命予測手法は確立されていないのが現状である. 本研究では新たに開発した低サイクル疲労試験システムを用い, 極低サイクル疲労領域における変動振幅ひずみによる低サイクル疲労試験を行った. その結果, 極低サイクル疲労領域では Miner 則は危険側の予測結果を与えることが明らかとなった, そこで極低サイクル疲労領域における新たな疲労寿命予測モデルを提案し, 試験結果と比較した結果, 提案モデルにより精度よく疲労寿命を推定できることが明らかとなった.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2004 (773), 149-158, 2004-10-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (9)*注記

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参考文献 (31)*注記

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