多点荷重を受けるRCはりのせん断耐力評価に関する研究

DOI Web Site Web Site 参考文献19件
  • 齋藤 啓一
    社団法人 土木学会 ジェイアール東日本コンサルタンツ (株) 東北支店
  • 高橋 宏幸
    社団法人 土木学会 ジェイアール東日本コンサルタンツ (株) 東北支店
  • 石橋 忠良
    社団法人 土木学会 東日本旅客鉄道 (株) 建設工事部
  • 丸山 久一
    社団法人 土木学会 長岡技術科学大学 環境・建設系
  • 秋山 充良
    社団法人 土木学会 東北大学 大学院工学研究科 土木工学専攻
  • 鈴木 基行
    社団法人 土木学会 東北大学 大学院工学研究科 土木工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • THE SHEAR STRENGTH OF REINFORCED CONCRETE BEAMS UNDER MULTIPLE POINTS LOAD
  • タテン カジュウ オ ウケル RCハリ ノ センダン タイリョク ヒョウカ ニ カンスル ケンキュウ

この論文をさがす

抄録

RC部材のせん断耐力算定式は, 2点対称集中荷重の実験結果を基本にしているが, 実構造物における直接基礎や多列杭を配置したフーチングなどでは, 作用荷重が分布形状あるいは多列多点形状となるので, このような荷重分布形状でも良好な結果を与えるせん断耐力算定手法を確立することが, 実構造物を合理的に設計する上で重要である. そこで, 支承からの距離と荷重からの距離との相互の影響を考慮したはりのせん断耐力算定手法を提案した. そして, 多点対称荷重や多点非対称荷重による既往の実験結果を用いることにより検証を行い, 提案手法が実験結果を精度良く評価することを明らかにした. また, 等分布荷重を多点荷重に分割すれば, 等分布荷重が作用するはりにも同手法を適用することが可能であり, これまでの提案手法に比べて, 広範囲の実験結果に対して良好な評価を与えることを示した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2004 (767), 87-98, 2004-08-20

    公益社団法人 土木学会

参考文献 (19)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ