鉄筋腐食による混合モードひび割れ進展のBEM解析

  • Farid UDDIN A. K. M.
    社団法人 土木学会 Graduate School of Science and Technology, Kumamoto University
  • 大津 政康
    社団法人 土木学会 Graduate School of Science and Technology, Kumamoto University

書誌事項

タイトル別名
  • BEM ANALYSIS OF MIXED-MODE CRACK PROPAGATION DUE TO CORROSION OF REINFORCEMENT IN CONCRETE

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抄録

鉄筋腐食の発生により, コンクリート中にはひび割れが発生する. そのひび割れパターンについて実験的並びに解析的に研究を行った. 鉄筋周囲に発生する様々なひび割れパターンに注目し, その発生・進展機構を境界要素法 (BEM) を用いて解析により明らかにした. 解析では混合モードひび割れを取り扱うために, 線形破壊力学の最大周方向応力基準に基づき二領域BEM解析コードを用いて, 膨張剤を用いた実験で観察された表面ひび割れ, 内部ひび割れの進展機構を検討し, それらの卓越破壊モードが異なることを明らかにした.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2002 (704), 271-280, 2002-05-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (16)*注記

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