タイル先付けALCパネルの耐久性に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Study on Durability of ALC Panel Finished with Exterior Wall Tile at Factory
- Part 2. The effects by the repetition of wet and dry state and the repetition bending
- その2 湿潤・乾燥変化および繰り返し曲げによる影響
説明
タイル先付けALCパネルの湿潤・乾燥状態の繰り返しおよび繰り返し曲げに対する耐久性の評価を行った。耐久性の評価は、負荷を加える前後のタイル先付けALCパネルにおいて、外観、タイル接着強度、表面吸水性能の比較を行うことで評価を行った。評価したタイル先付けALCパネルは、タイルの寸法、タイルの張る方向、接着剤などをパラメータとしている。湿乾繰り返しおよび繰り返し曲げ試験による耐久性評価を行い得られた結果を以下にまとめる。接着強度は、全ての仕様で0.4N/mm²を上回り、負荷前後でのタイル接着強度比には明確な差は見られなかった。表面吸水性能についても、同様に明確な差は確認されなかった張付材の違いについては、モルタル仕様では全ての試験体がALC母材破壊であったのに対し、有機系接着剤仕様では界面での破壊が殆どであった。下地処理材との関係が要因と考えられるが更に詳しい研究が必要である。
収録刊行物
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- 日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
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日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集 2003 (0), 51-51, 2003
日本建築仕上学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205607831168
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- NII論文ID
- 130006965963
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可