「思い出表現ワークショップ」で共有されていた情報
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- 永井 由美子
- 多摩美術大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Elements of sheared Information between the "WorkShop of Expressive Personal Memories"
抄録
本稿では「思い出表現ワークショップ」において、個人の「思い出」がどのように参加者間で共有されているのかを明らかにすることが目的である。「思い出表現ワークショップ」では「対象物」を見ながら参加者個々人の「思い出」を「語り」として表現し、参加者間で共有している。そこで語られた「思い出」は、「対象物」を使っていた当時の状況や気持であった。1日のワークショップを実施、そこでの「思い出」がどのように共有されていくかを観察した。そこでの「語り」にはその内容に合った「名前」が参加者の話し合いにより付けられて、やりとりがされていた。このワークショップを通して参加者は家族や古くからの友人ではなく新しい知り合いとも「思い出」を共有することができた。
収録刊行物
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- 日本デザイン学会研究発表大会概要集
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日本デザイン学会研究発表大会概要集 59 (0), 33-, 2012
一般社団法人 日本デザイン学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205608847488
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- NII論文ID
- 130005453768
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可