近代唐津における観光振興史と印刷メディアに関する考察

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タイトル別名
  • Research on the History of Modern Tourism Development and Print Media in Karatsu

抄録

本稿の目的は、明治時代から大正末期における唐津の観光振興と印刷メディアに関する歴史的考察を試みることにある。唐津は、大正末期に福岡市と結ぶ北九州鉄道が開通すると行楽地として発展した。旅客増加を見込んだ北九州鉄道は、九州を横断する既存の回遊経路とは異なる北部九州の遊覧ルートを提示し、その中心として唐津のイメージを打ち出した。その構想が、印刷折本「唐津名所御案内」に記載された吉田初三郎作の鳥瞰図「北九州鉄道沿線名所遊覧圖繪」に描かれている。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205609728512
  • NII論文ID
    130006966718
  • DOI
    10.11247/jssd.64.0_296
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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