国際デザインプロジェクトによる地域活性デザインの取り組み

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タイトル別名
  • The Approach to Community Revitalization Design through International Design Project

抄録

近年、地域コミュニティにおけるコミュニケーションの希薄化が日本国内だけでなく全世界的な問題として進行している。しかし、地域によって問題解決のアプローチが異なり、多角的な視点から地域の特性を捉える能力が求められる。本稿では、アメリカ・ニューヨーク州のParsons The New School for Designと千葉大学の国際デザインプロジェクトにおける、千葉大学の取り組みについて記す。本プロジェクトのテーマは、「地域活性化」である。千葉大学は、デザイン対象地を東京都練馬区大泉学園に設定した。練馬はアニメーションの集積産業地であるが一般的に広く知られていない。千葉大学ではドローイングを通じたコミュニケーションに着目し、「nericom(ネリコム)」というサービスのデザイン提案を行った。「nericom」は、ICT技術を利用した不特定多数の地域住民・地域への訪問者でアニメを共同制作できるサービスである。<br>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205610025728
  • NII論文ID
    130005471093
  • DOI
    10.11247/jssd.61.0_203
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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