ファーマーズマーケットにおける生産者と消費者をつなぐコミュニケーションツールの研究
書誌事項
- タイトル別名
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- A design study of the communications tool for producer and consumer in Farmer's Market
説明
近年、農業をめぐる厳しい情勢や農政改革に関する話題がクローズアップされる一方で、地域ビジネスとしてのファーマーズマーケットが注目を集めている。ファーマーズマーケットとは、主にその地域の生産農家が農産物を直接自分で店頭に出荷し、自分で販売価格を決定し、消費者に直売する場である大型市場のことである。<BR> これらの場において、品質の信頼性を高めるため、生産者の署名や顔写真を呈示するという方法が従来から行われている。しかしながら消費者の立場からは価格や品質を選択判断するための有益な情報にはなり得ていない。また生産者側としても、自分のクレジットを刻んではいるものの消費者のニーズやフィードバックを得る機会は少ないという問題点がある。こういった問題は、情報の一方的な流れや変化の乏しさに起因する。そこで両者の間に双方向性を作ることで、双方により豊かな経験のサイクルが生まれるのではないか、と考えられる。<BR> 以上のことからツールの開発、実証実験を重ね、研究をおこなった。
収録刊行物
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- 日本デザイン学会研究発表大会概要集
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日本デザイン学会研究発表大会概要集 58 (0), 148-148, 2011
一般社団法人 日本デザイン学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205610169984
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- NII論文ID
- 130004638069
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可